2012' 年の瀬: 経済

大晦日ですね～。

日本経済、この場に及んで、財政出動と更なる日銀金融緩和策で、物価は更に引き上げられようとしてる。　デフレ脱却を謳い、更なる経済不振、泥沼の深みへと進んでいる。

マスコミ陣は、バラマキの効果として、早速、就職率がこの年末上昇している事を伝えてましたが、実情はまったく違うと思う。人件費削減、リストラの強行により、年末人手不足に陥った所が、派遣やバイトの雇用を増やしたに他ならない。

10兆円という額は予測はしてませんでしたけど、この無意味なバラマキが、平均株価を上昇させてるけど、随分前から予測されてる。

財界とがっちりタッグ組んで人気を維持した者だけが生き残れる政界と、個人投資家などのゲーマーの仕業ですね。　

国に借金を背負わせる事で、財政界は潤うシナリオ、最終財源の切りくずしが始まった。増え続ける国債、続くであろう増税の最もな理由。

いつぞや質問していた事があるのですけど、その際、「日本の国債は世界レベルでも人気なんだよ」って自信満々で答えてくれた方がいました。そして、日本は貿易黒字なんだとも言ってた。

国債には、金融の貸付時の査定や規則はありませんから、結構自由な発想で付加価値を載せて発行できます。利にあわなくても金利をたっぷり乗っけてやれば、保険業界や金融機関も買っているという事だけで、売れ続けます。酷評ネタを、マスコミは「人気」があると伝える。

マスコミの集団催眠術、前記事の、IAEAを「原発の保障事業に祭り上げる」の工作と似てますね～。


米国などでは、国債利息が滞るようになったら、国の運営破綻(デェフォルト)だと言っているようですが、日本政府はどういう判断をしているのでしょう。?

財界バックに、自民党幹部様たちが、「これからが本当の正念場だ」って言っているのを聞いた。
・・何が正念場なんだ。悪魔ですね～。

財政界が、増税進めてまで、予算を拡大して物価を上げようとする背景は既に述べている通りですけど、政治家が、日本は大丈夫って言い張る背景は、何だろって考えてると、恐らく、この調子だと真っ先に米国が陥ると高をくくっているから、米国をはじめとして諸外国のせいに出来るって思ってるんだと思う。

ニューヨーク市場の影響は、世界経済を揺れ動かします。


地球規模の温暖化の原因と、失業者(派遣)が留まるところなく増え続けている理由は、原発政策と、それを維持する為の無謀な金融政策だと疑いません。


「野党がガンバらなきゃイケない時代なのに・・」って思ってみても、今期は、抑止することさえ出来ない議席数です。 経済弱者の味方など財政界には一人もいないって事になる。


政界、この状況を　「早く破綻させなきゃ、この経済の悪循環連鎖も終わりはないんだ」と考えているとしか思えない。




//// ご挨拶 ///////////////////////

今年１年、年内は、ご愛顧、ご訪問、有難う御座いました。
とても感謝しています。

皆々様の年末・年始、来年が良いお年であることを願っています。

では良い年の瀬をお過ごしくださいませ～