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Channel: 遊ぶ大人の非常識 by きのこ組
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アロエの発芽適温を考えてみた

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気温もかなり高くて次期遅れ気味で、冷やすのが大変でしたけど・・
アロエ(鬼切丸)発芽.JPG
Aloe marlothii (アロエ マルロシー) と Aloe ferox (アロエ フェロックス) 、発芽してるみたいです。種まきから10日目です。こちらは家の南側ひさしの下。

http://petamun.blog.so-net.ne.jp/2018-06-04
↑ 種まきした時のブログ

アロエ(鬼切丸)発芽(北側).JPG
でこっちが、午後に少しだけ日が当たる北側です。今回は、うちの南側と北側で試していたのですが、どうやら日当たりの良い南側のほうが早かったし、芽は太くて健康的そうです。

北側パックの8個セットは、2個だけ発芽確認してますが、まだ種から何か触手みたいなのが出ているのが分かる程度。

氷で冷却 アロエ種.JPG
6月は外気温18℃~28℃なので、夕方、気温が下がってくると、双方に、5℃くらいに冷した冷水を与えて、製氷機の3cm角のブロック氷を各ビニカップに1~2個ずつ置いて、それを最初の1週間ほど続けてました。それ以降は、冷水を軽くミストする程度で良いと思います。


以下に書きますが、原産地では、アロエの発芽期、季節は冬で、雨期らしいので、乾燥しないようにしているくらいで良いのでわ! と思ったのですが、何か良い感じそうですかね~。



★☆★ 南アフリカ(地中海性)の気候を見てみた。★☆★
南半球は、日本とは季節が逆で、6、7、8月が冬~。
年較差は、とても穏やかで最低気温は5℃下回る事は希で、最高気温も30℃超える事は希ということでした。温暖化の影響は不明。

アロエの発芽適温を考えていたのですが、おそらく、その冬だと思うので、その頃の1日の温度変化、日格差をみていると、こちらもやはり、そこそこ穏やかで 9℃~18℃くらい・・

冬季は雨期にもあたっていて、この3ヶ月間の降水量は、6月が100mm/月 ~ 8月が70mm/月 と、日本で言うと忘れた頃に、ぱらつく程度という感じでしょうかね。他の月は、ほぼ乾期のようなので、このシーズに発芽している事が分かる。

アロエは、抜き苗で放置していても、日影ならば、そうそう簡単に枯れる事はないという保水力に優れているところも、このような環境に順応した結果だと思う。

サボテンなどは水分を嫌うとかあるけど、アロエは、10℃以下のシーズン以外では、水浸しでもそう簡単に枯れる事はないという実感でした。ただ病気には、かかり易くなりそうなので要注意です。

気候比較は、ネット上のグラフによるデータですけど、ここから導き出される日本で発芽育成させる為の気候はというと、日本の冬は氷点下下回る事も良くあるので、温湿度の整った冬の室内で、霧吹きミストで乾燥気味に育ててる感じがベストなんだと思うけど・・

低温傷害でも病弱になる事もありそうなので夜間は特に注意ですね~。

原産地、南アフリカの6~8月の気候と、こちら瀬戸内海式気候、3月初旬~4月下旬は、似通ってる事がわかります。海風もあるけど冬季意外は塩害にも強そう。

最近は、温暖化の影響と強い寒気の影響で、冬季に雨が多くなってますが、半日日陰で、風があれば雨もかかるというひさし下で、庭で咲いた花から結実した実生種から、アロエ・サポナリアが3個だけ発芽してくれた理由みたいですね~。

適当に保湿性のある中和性よりの土作りで、温・湿度管理していれば、屋外で発芽させられることが分かった。南アフリカ原産のアロエ発芽適温は、9℃下回らない環境で、夜間海風が吹いていれば18℃くらいまでならばいけそうという結果です。

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